中国CRHきっぷ購入から乗車まで
ダフ屋対策のため、記名式となっています。日本人はパスポート番号と名前が必要です。券売機ではパスポート非対応のため窓口での購入となります。
ネット予約は「12306」で可能。外国人は、パスポート番号を登録し、パスポートを改札機にかざして乗車する。紙のきっぷは高速鉄道では全廃となりましたが、領収証の代わりとして、今までのチケットと同じタイプのきっぷ風証明書の発行が可能。
窓口購入
駅は長蛇の列と割り込みが激しいため時間がかかりますので前日など時間に余裕をもって購入を。別地方の駅乗車のきっぷは5元の手数料が取られます。
申込用紙(PDF形式)に記入する。
窓口氏に申込用紙とパスポート(のコピー)渡して切符購入(当日/前売りの窓口が別)。さらに空席照会もせず、無言で紙を返す服務員もいるので根気強く行きましょう!
乗車前へ
券売機購入(2010年頃のもの。参考:外人は使用不可)
一般的な高速鉄道のものを紹介しますが、パスポート番号に対応していないため日本人は買えません。
一般的なCRH券売機
1.メイン画面(参考)
右側に[乗車駅][降車駅][乗車日][列車名][座席種別と枚数]の順で並ぶ。変更したい部分の[更改]ボタンを押して希望の列車を選んでいきます。
2.乗降駅選択画面(参考)
右側の[乗車駅][降車駅]部分の[更改]ボタンを押すと出てきます。地図(画面)上部分で路線を選びます(上海エリアだと、「滬寧(上海〜南京)」「京滬(北京方面)」「滬杭/滬昆線(杭州/昆明方面)」「沿海(温州/福州/廈門方面)」「膠済/隴海/滬漢(青島/鄭州/武漢方面)」ボタンがある)
3.乗車日選択画面(参考)
右側の[乗車日]部分の[更改]ボタンを押すと出てきます。この券売機では3日後まで販売しています。
4.列車選択画面(参考)
右側に[列車名]部分の[更改]ボタンを押すと出てきます。候補の列車の、列車名(号)、発車時刻、到着時刻、座席設備と料金、始発終着駅が表示されます。
5.設備と人数選択画面(参考)
右側に[座席種別と枚数]部分の[更改]ボタンを押すと出てきます。「商務座」「観光座」「一等座」「二等座」それぞれ必要な人数を入力します。最後に右下の青いボタンを押すと購入画面へ行きますが、記名式乗車券は、パスポートに対応しておらず、中国国民の住民カードがないとこの先進むことができません。
きっぷ
日本と同じ様な必要事項が英語併記で書かれていた。現在は電子チケットでパスポートを改札にかざすため、紙の券はない
左上:広州深せんCRHの領収証
右上:広州深せんCRH乗車券
左下:一般的なCRHの乗車券はCRH2が地紋の定期券サイズ磁気券(現在はQRコード付)
右下:上海リニアは、上海交通ICカードで乗車可能
乗車前
乗車エリア入場は、チケットとパスポート(のコピー)を提示。
空港と同じ要領で荷物検査を受ける。(列車に乗車せずに一度駅を出ることも可能。チケットなしでの駅入場方法は不明)
※CRHで実施していたチベット5100ミネラルウォーターを配布サービスは最近見かけない。
改札から入場
20〜10分前から改札が始まる。きっぷを改札機に投入して入場。
上海リニアは1回券もIC乗車券のためタッチアンドゴーで入場
広州深せんの改札機(タッチアンドゴー)(右)
一般的なCRHは改札機に通す(下)
目的地到着
出口から出場。
一般的なCRH:改札投入後出てきたきっぷを受け取るとゲートが開く(持帰可能)
入場時に改札機故障で有人窓口を通っても着駅では自動改札が使えた。
出るときに有人改札を通る場合でも見せるだけでOK(いらなければ渡せばよい)
広州深せんCRH:集札でIC乗車券は回収される。集札前に領収証発行機があり、乗車券をタッチして発行可能。
上海リニアは、1回券は回収される。
それでは楽しいご旅行を…