日本だけではなく台湾にもある縁起のいい駅名の代表、成功駅のレポート。
場所は、台湾新幹線の台中駅=台湾鉄路(在来線)新烏日駅と、日本時代の扇形機関庫が有名な彰化駅に挟まれた場所にあります。
↑地図、追分から成功駅のきっぷは硬券のみ発売
台湾の鉄道グッズショップでよく見かける「追分から成功」へのきっぷですが、「分岐点の選択で成功に至る」ということでこちらも縁起のいいきっぷです。
というわけで、今回は日本時代の木造駅舎が残る追分駅から乗車しました。追分駅と成功駅は西部幹線の海線と山線の間のデルタ線を進みます。1日に何本か海線方面から台中行きがあります。
↑乗車してきた電車が台中へ向かい出発
乗車時間は2分、あっという間に成功駅に到着します。跨線橋を渡って改札へ。台湾では、改札にある降車証明のスタンプを押せば、領収証代わりになるため、旅行者はきっぷを持ち帰ることが出来ます。縁起のいいきっぷも記念に持ち帰ることが出来ました。
証明スタンプはセルフ式で、たいてい改札かその付近にありますが、分からなければスタンプを押すジェスチャーを駅員氏にすればスタンプの場所を教えてくれます。
↑駅舎内
駅の外へでると、地方にある小さな駅舎でした。駅前のゆったりとした時間の流れが台湾らしいです。
↑駅舎
台湾の主要幹線ですが、ホームも大変のどかです。JR東日本風の駅名板としゃれた電灯が何とも言えない雰囲気です。
↑ホーム
ちょうど、跨線橋とホームの屋根工事を実施中でした。曲線の屋根が近々完成し、更に快適な駅になっていくでしょう。
↑ホームから駅舎を望む