駅データベース駅データベースオーストリアの景勝地、ザルツカンマーグートにある傾いたラック式蒸気機関車の走る路線シャーフベルク鉄道で登る山頂にある絶景の見える駅。映画サウンドオブミュージックのロケ地としても有名な場所。
ザンクトヴォルフガング（St. Wolfgang valley）駅からの乗車となる。湖から100メートルほど山側にある。赤い看板が目印
改札を通ると赤い機関車がお出迎え。逆向きの連結だが、登山鉄道のため押し上げるために山麓側につく（横軽のEF63と同じ）。山麓駅ホーム上にもラックレール3本確認できる。
車内は木が使われている。最後尾の車両だとSLも目の前。発車すると森の中をみるみる登り始める。
ヴォルフガング湖も望める車窓。かなりの勾配を登っていく。単線だが、続行運転のため、前後を走る列車も時々見える。
途中駅が1か所あるが、列車交換する。ここから先は、高い木がなくなり、周りの景色が変わる。
周囲の山と同じ高さくらいまで登ってくると天空列車のような開放感がある。
所要時間35分で頂上駅のシャーフベルク・シュピッツェ駅に到着する。線路の先には終端点がある。山の上で白い砂利の地は天空の終端点といった印象
駅の目の前からザルツカンマーグートの絶景とヴォルフガング湖を望むことができる。駅の上にはガラス張りの展望台もある。
入換中の機関車。青空に吸い込まれそうな風景。
赤い蒸気機関車は、1992年に製造された灯油を利用したもので比較的新しい。急こう配を上るため横から見るとタンクが斜めになっているのが面白い。