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ザ・ロイヤルエクスプレス(THE ROYAL EXPRESS)


伊豆急アルファリゾート21を改装した、横浜と伊豆急下田を結ぶお食事列車/クルーズ列車です。今回は横浜発食事つき乗車プランの乗車レポ。

[乗車編](車両/車内編もどうぞ)

クルーズクラス
宿泊付きのコース。横浜駅ラウンジの利用、コースの食事、食事中の生演奏、4両を最大30名で利用

プラチナクラス
片道乗車のコース。横浜駅カフェエリアのラウンジ利用、コースの食事、食事中の生演奏、4両を最大30名で利用

ゴールドクラス
片道乗車のコース。横浜駅カフェエリアのラウンジ利用、重箱ボックスの食事、多目的車での生演奏(任意)、2両を最大70名で利用(ゴールドクラスご利用の方からの情報いただけると嬉しいです)

乗車の際は、襟付きシャツ推奨となります。寝台列車の設備はありませんが、観光列車よりも、ななつ星/四季島/瑞風と同じ部類に分類される列車です。


受付から乗車

2017年運行当初の横浜13:50発の場合の状況としては、
  • ■横浜駅ラウンジ/カフェ集合(13:00集合通知に対し、ラウンジ自体は12:00オープン)。出発までフリードリンクを楽しめる
  • ■13:30に上りツアーの列車が到着。到着客と入れ替わりにラウンジ/カフェからホームへ移動。
  • ■13:40にドアが開き車内へ案内。13:48にドアが閉まり、13:50に出発。
  • ■ウェルカムドリンクサービス。

    (左/右)横浜駅のラウンジとカフェは、東急改札の上階のエリア、角がラウンジ入口

    (左/右)ラウンジ内

    (左/右)カフェ内。2017/8下旬以降、一般営業のカフェとしても利用できるエリア。

    (左)カフェ内、(右)カフェの一番奥の暗い木目のエリアはプラチナコース向けの乗客が案内されたエリア。

    (左)カフェ/ラウンジで乗車証明書、荷物タグ、クリアファイル等が配布される。、(右)カフェ/ラウンジでは温冷のコーヒー/紅茶がフリー。温は時間がかかる。

    (左)乗車後の自席でのウェルカムドリンクサービスは、ソフトドリンクかスパークリングワイン。車内には車内MAPのパンフが配布される、(右)独特な香りの焙煎紅茶と、お土産のはちみつ。


    食事(ゴールドクラス)

    静岡産を中心とした料理で、は重箱のボックスでの提供です。プラチナコースの料理を紹介。自分の座席に重箱が運ばれてきます。2019年冬のコース内容です。

    (左)重箱ボックスでの提供、(右)重箱の中身

    (左)スープは白菜とマッシュルームのクリーム煮、(右)デザート:チーズケーキ


    食事(プラチナクラス)

    静岡産を中心とした料理で、プラチナクラスはコース料理での提供です。

    プラチナクラスでは、座席と食堂車は別号車となっており、発車後10分ほどで、スタッフがグループ単位で食堂車へ案内していただけます。

    (左)食事前、メニューも置かれている、(右)アミューズ:コーンスープ湯葉添え

    (左)前菜:鹿バーガー、鱒マリネ、金目鯛、(右)温前菜:伊勢海老の温玉のせ

    (左)メイン:牛ソテートリュフ添え、(右)デザート:マンゴーパルフェ

    飲み物はフリードリンク。左から静岡いちごソーダ、赤白ワイン、紅茶、スパークリングワイン、みかんジュース、地ビール。ほかにもある

    (左)プラチナクラスでは食堂車滞在の2時間のうち、2両を順番に生演奏が回る。生演奏を聴きながらの食事となる、(右)食事後にイベントスペースでゴールドクラス客を含む演奏会が開かれる。

    (左)海を一望。(右)プラチナクラスは、食事中とそれ以外で滞在号車が異なるため非常にゆったり過ごすことができる。寝台個室はないが、ななつ星と似た雰囲気が味わえる。


    おまけ:下田観光

    (左)THE ROYAL EXPRESSと同一色の寝姿山ロープウェー、(右)ロープウェー内はフローリング

    (左/右)ロープウェー山頂にあるTHE ROYAL HOUSEは木組みの水戸岡デザインらしい心地いい空間、眺望も良好

    (左/中)伊豆急下田駅は暖簾や統一ロゴなどドーンデザイン水戸岡氏の作品が見られる、(右)ペリー艦隊来航記念碑

    (左)下田条約締結の地、了仙寺、(中)ペリーロード、(右)旧澤村邸はこの地域で見かけるウロコ壁の建物

    車内編
    kimi様の「のまゆ」にも詳細がありますのでどうぞ